2009年10月12日月曜日

[バイク] Daytona 675 (2009) ファーストインプレッション ※画像多

※画像多し注意

最近バイクに乗るのに夢中でまったくブログをほったらかしのポン吉です
みなさんいかがお過ごしですか。

先日小出しにしたバイクについてですが、改めて紹介しようかと。



変態紳士の国、イギリスはヒンクレーにあるバイクメーカー
Triumph(トライアンフ)の一押し、デイトナ675。
国産が多い国内だと、知る人ぞ知る、という感じだと思う。
実はCBR600RRと悩んでいたのだが、実物を見て予想以上にかっこよかったのと、
変わった物好きの性格もあってこちらを選択した。
(もちろんトルクがあって乗りやすいという前評判もあったけど)



パッと見だと国産600ccクラスのスーパースポーツ車によく似ている。
(有機的で流線型なところがどことなくカワサキっぽい?)



しかし、コイツには現行では他にない唯一とも言える特徴があって、
他の国産スーパースポーツが軒並み並列4気筒エンジンなのに対して、並列3気筒なのだ。
そのせいだろうか、675ccに設定された排気量も実に独特。



まだ慣らしも終わってないのになにをインプレするんだという感じではあるけど、
700km近く乗った現時点でのインプレを。



イイ!(・∀・)
・独特のエンジンフィーリング。低回転ではツインかと思わせる「タイヤを回すというより足で走っている」ようなパルス感がある。それでいて回していくとパルスがまとまって行き4気筒のようにスムーズに回る。
・スーパースポーツ車のわりにトルクがある。アイドリング走行も余裕。高ギアでも普通に低速走行できる。
・見た目がいい。好みが分かれるところではあるが、最新のスーパースポーツ車らしい外観のわりにあんまりゴテゴテしていないところがいい。でも3穴マフラーだけはどうかと思う。
・音がいい。これも2気筒と4気筒の間みたいな音がする。ドリュリュリュリュという感じ。純正のマフラーでこれだけいい音がしてるのは初めて聞いた。吸気音かどうかわからないがヒュンヒュン言う。
・ヒラヒラと軽い操作感。腰高なせいか倒し込みは更に軽量なはずのCBR250RRよりも遥かに軽く感じるほど。でも逆に言うとフラフラしやすい気がする。特に取り回しではフラついて怖い。



マズー(・A・)
・足つきが悪い。シート高が735mmのCBR250RRと比べて9cm(!)も上がっているので、初めはかなり怖い思いをした。今でも油断するとつま先が空を切るから困る。しかし多少足つきが悪いくらいがポジション的に無理がないように思うし、「その気」になるのでいいか、と割り切っている。身長は173cmで、普段は両足なら拇指球まで、片足ならベッタリつく。
・熱い。猛烈に熱い。熱いというより痛い。センターアップマフラーなのも手伝って恐ろしく熱い。ジーパンではフレームをニーグリップできないくらいに熱くなる。革パンを買った今では幸せです。
・積載性皆無。保険証、車検証のコピーくらいしか入らない。
・修理代・パーツ代が高い。外車なのでしょうがないとはいえやっぱり高いのは痛い。でも国産パーツも沢山使っているので、流用できそうなものもたくさんある。

これだけ書いたけど、スーパースポーツ車である事を覚悟して乗ってるとあまり欠点らしき欠点とも言えないかも…



結論から言うと、「ただひたすらに楽しい」という印象を持てるバイクだと思う。
ハンドリングが軽く、トルクがあり、回転数によってフィーリングが変わるエンジン、官能的な音、どれをとっても懐の深さに繋がっていて、「やる気になる」もしくは「楽しくなる」要素が満載である。
試乗するだけでもエンジンの素晴らしさは体験できるので、興味ある人は試乗してみてはどうでしょうか。

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